ルクイサリ



小説


最近の作品


『木の母と木霊の父とわたしたち』

「暗く暖かな木のうろが、私達のはじまりだ」――人の子を産む巨樹「母木」と、人を惑わす精霊「木霊」のつくる世界。緑豊かな島国に生きる人々の、子を成すことのない性愛と、静かな哀しみを伝える縁を描く。

2021年3月〜・和風ファンタジー・R15/R15G

ノベルアップ+にてお読みいただけます。

『名は忘れ眼も肌色も失くした身 こだまのなかにわたしはいるか』

「幽霊になること」をテーマとした短歌12首。タイトルの28文字を句の行頭に用いた、折句形式のミニチュア短歌本。

2021年3月・短歌集・ミニチュア折本18ページ

BOOTHにて印刷用データを無料ダウンロードできます。


過去の作品(非公開中)


『mάːmə』

声が聞こえる。私は森の中にいた。いつからここにいるのか知れなかった。暗がりの向こうから木々がやってきて、私の側を行き、視界の端へと消える。ゆるやかに、なお絶えず流れゆく森の景色を見て、みすぼらしく、よたよたと歩く自分の姿を思い知らされる。

2020年・短編文芸・3000字

『姥捨島挽歌』

人造人間が新人類となった遠未来。無性である彼らは、人を産む巨樹を母胎とした集落に暮らしている。寂れた島の末子として生まれた青年・能登は、自分の出生を境に世代が絶えた理由を探る――。

2020年・36000字・遠未来SF・未完

『にゅーとらぶ!』

それは、ヒトに似た姿を持ちながら、ヒトとは異なる生を持つ者たち。親しみを込め、時には皮肉を込めて――人間たちは、彼らを〈変わり者〉と呼んだ。木から生まれた小人のトチ、キノコから作られたヒトガタのポコ、妖精のエル、ロボットのミム、怨霊のウー。「ニュートラル」な体を持つ人々の、友愛の物語。

2017年・15000字・西洋童話風ファンタジー・未完